眼圧とは
物が見える・・・。この現象を文字にしてみましょう。
まず、あなたがまぶたを開きます。すると、その情報は角膜をとおって、水晶体で屈折して、硝子体を通り、網膜にあたります。網膜にある視神経は脳まで続いていて、あなたの脳に情報を伝えてます。
つまり、それが物が見えるということ。
眼球は、強膜につつまれています。いわゆる水風船です。水風船は、中に水が入っていないとしぼみます。水風船の水のかわりに眼球の中には「房水(ぼうすい)」という水が入っています。
房水は眼に栄養を届け(分泌)、眼の内部にとどまり、老廃物などを排出しながら、眼球の丸さを維持します。
この房水の圧力が眼圧(がんあつ)です。眼球の丸さを維持する仕組みです。
正常なときの眼圧は、10〜20mmHg。
ところが何らかの理由で、房水の分泌と排出のバランスが崩れて、眼の中の房水の量が多くなると、眼圧が高くなります。
水風船の中に水を入れすぎて、パンパンの割れる寸前みたいな状態をイメージしてください。
眼圧が高くなると、眼の奥にある網膜の視神経乳頭(視神経)が押しつぶされて壊されます。壊れた視神経は元には戻りません。
視神経はたくさんあるので、すぐに眼が見えなくなることはありません。それでも眼圧が高い状態を放置すれば、少しずつ視神経は壊され、視野が欠けていきます。
徐々に視野が欠けて行き、視力も低下し、日常生活に支障がではじめ、ようやく眼の異常に気づくのです。
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