緑内障の予防法

薬物療法、レーザー治療、手術の3つ【治療法】

 

 

■治療の進め方■

 

緑内障は、眼圧(がんあつ)があがり視神経を圧迫することによって、視神経が破壊されます。眼でとらえた画像は大脳に届かず、視野が欠けていきます。

 

残念ながら、一度欠けた視野は治療でもとには戻りません。しかし、早期に発見して治療を行うことで、進行を遅らせることが可能です。

 

現在、治療の基本となるのは眼圧を下げること。

 

どの程度まで眼圧を下げる必要があるか・・・は、人によって異なります。

 

進行度により、初期なら19mmHg、中期なら16mmHg、後期なら14mmHgが目安になります。

 

 

■治療法は3つ■

 

・薬物療法(目薬、塗り薬、内服薬)
・レーザー治療
・手術

 

この3つがあります。

 

薬物療法には、目薬と服薬があります。まず薬を使って眼圧を下げます。たとえ眼圧が正常値でも、その人にとっては眼圧が高い状態なので下げることが必要です。

 

薬で眼圧が十分に下がらなければレーザー治療、続いて手術の順番になります。レーザー治療や手術をしても、薬物療法を組み合わせることがあります。

 

 

■レーザー治療■

 

レーザー治療には、房水(ぼうすい)の流れが滞っている場合、房水が流れるよう改善して眼圧を下げるための線維柱帯形成術(せんいちゅうたいけいせいじゅつ)と虹彩切開術(こうさいせっかいじゅつ)があります。

 

 

■手術■

 

線維柱帯切除術(せんいちゅうたいせつじょじゅつ)、線維柱帯切開術(せんいちゅうたいせつじょじゅつ)があります。どちらも房水の流れを円滑にするための方法です。

 

緑内障と白内障を併発している場合がおおく、このときに白内障手術を同時に行うこともあります。

 

最近では、特殊な器具を眼球の外側に取り付けて房水の通り道をつくるインプラント手術も登場しました。

 

>>>目薬の正しいさし方

 


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