緑内障の最新情報
ここでは緑内障と治療の最新情報(ニュース)をお伝えします。
【眼圧以外の緑内障の原因について】
東北大の中沢徹教授は、視神経が眼球から脳に向かうときに通る「篩状板(しじょうばん)」なる網目状の組織が傷むと視神経が締め付けられて傷つきやすくなるという見方をしています。
また正常眼圧でおこる篩状板の異常には、生活習慣や加齢による酸化ストレスが関与すると考えています。篩状板を構成するコラーゲン組織は、酸化ストレスの影響を受けやすいためです。
東北大の患者251人を対象にした研究では、酸化ストレスの結果として体内にたまった物質は、緑内障の重症度が高いほどこの物質が増えていることが判明しました。
【参天製薬、手術時間が15分に短縮できる治療器具を開発】
参天製薬は、緑内障の新型治療器具「マイクロシャント」を世界で販売します。
従来は1時間〜2時間ほどかかる手術の時間を約15分と大幅に短縮できるのが特徴です。
【緑内障と睡眠時無呼吸症候群の関係について】
北海道大学の教授が、睡眠時無呼吸症候群の人は緑内障を発症しやすいといわれています。
その原因として、無呼吸の発作で低酸素状態に陥ったことによる可能性が考えられる、と医学誌のオンライン版で報告しました。
無呼吸発作時は、血中の酸素が不足する低酸素状態に陥っています。眼圧の上昇がなくても、低酸素状態に陥ることで視神経が障害を受ける可能性はあるとのこと。
(2016/08/02 静岡新聞より)
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