視力検査【視力の低下は目の異常が考えられる】
■視力検査で目の異常がわかる■
問診のつぎは、検査機器をつかった検査にうつります。
視力・屈折検査は、眼科でいちばん大切な検査です。視力の低下には、目に何か問題があることがおおいためです。
通常の視力検査は、遠くがどれくらい見えるかを調べる遠見視力検査(えんけんしりょくけんさ)を行います。
左右それぞれを裸眼視力と、レンズで矯正した矯正視力を測定します。
問題は矯正視力の数値が、矯正しても視力が1.0以下の場合。視力の低下は、何らかの異常が考えられます。
■屈折検査で近視、乱視の程度を調べる■
人は物をみると、目からはいった光が角膜と水晶体で屈折し、網膜に像を結びます。この機能がうまく働かない状態が屈折異常です。
オートレフラクトメーターという装置をつかって、目の屈折度を短時間に自動で調べます。近視、遠視、乱視をみわけるのです。
屈折検査は、白内障、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)にも活用されます。
■コラム■ かかりつけ医をもとう
緑内障は早期発見、早期治療が重要です。年に一度の眼科での検診を受けましょう。
どんな基準で、かかりつけ医を探せばいいでしょう。目安は、学会認定の専門医であることです。
ただ単に眼科の医師ではなく、すぐれた専門医であることが重要なポイントです。
日本眼科学会には、日本眼科専門医制度があります。指定された病院で、5年以上研修し、試験に合格した医師だけを専門医として認定します。
5年ごとの更新が義務づけられ、認定後も講習や学会に出席し、研究成果を発表するなど努力を続けています。
認定医かどうかは、受付に認定証が掲示されているか、日本眼科学会のホームページで確認しましょう。
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