緑内障の予防法

目のケガ、ステロイドなどの薬が原因【続発性緑内障】

 

 

■目以外の病気が原因■

 

目以外の病気や薬が原因で、眼圧が上昇するものを続発緑内障(ぞくはつりょくないしょう)です。

 

目に受けた外傷によっておこるもの、ステロイド薬が原因なものがあります。

 

房水(ぼうすい)を排出するとき、フィルターの役目をする線維柱帯(せんいちゅうたい)が詰まる「開放隅角(かいほうぐうかく)タイプ」、隅角が狭くなる「閉塞隅角(へいそくぐうかく)タイプ」があります。

 

点鼻薬やアトピー性皮膚炎の塗り薬、ぜんそくの内服薬、ぶどう膜炎や結膜炎の点眼薬にふくまれるステロイドを長いあいだ服用することで、眼圧が高くなります。

 

ステロイドをつかった治療を受けているひとは、定期的に目の検査も受けましょう。

 

ほかにも落屑症候群という、コラーゲンが原因不明ではがれる病気があります。老化によってアミロイド物質が水晶体や虹彩(こうさい)の裏にたまったり、はがれたものが線維柱帯に詰まって房水がたまり、眼圧があがります。

 

ぶどう膜炎という炎症性の病気では、炎症物質が線維柱帯に詰まることで、房水がたまり、眼圧があがります。

 

糖尿病で線維柱帯に新たな血管が伸び、眼圧があがることもあります。

 

 

■治療■

 

まず原因となる病気の治療が大切です。症状によっては並行して治療することもあります。このときは、薬物療法やレーザー治療などをおこなって眼圧を下げていきます。

 

落屑緑内障には、レーザー治療が有効です。

 

>>>原発開放隅角緑内障

 


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