眼圧に関係している房水(ぼうすい)とは
日本人の80%以上は、緑内障か白内障にかかっています。
とくに緑内障には、眼圧の原因となる房水(ぼうすい)が深く関係しています。
■房水とは■
房水は、毛様体(もうようたい)でつくられて角膜(かくまく)と水晶体(すいしょうたい)の間を流れます。その間、角膜や水晶体に栄養や酸素を届け、老廃物を受け取ります。
房水はその後、角膜と虹彩(こうさい)のあいだにある隅角(ぐうかく)に流れます。房水が受け取ったゴミでもある老廃物を濾(こ)す網目状の線維柱帯(せんいちゅうたい)を通り、シュレム管という排水管をとおって眼の外に排出されます。
房水の作られる量と、排出される量のバランスがよければ、眼圧は一定に保たれています。
しかし、何らかの原因で房水が詰まったり、流れなくなると眼内の房水の量が多くなり、眼圧が高くなります。
水風船の中に、水を入れすぎた状態になるのです。結果、風船に押しつぶされて視神経が減り、じょじょに視野が欠けていきます。
■眼圧の管理をしよう■
一度に大量の水分(1リットル以上)を飲むと、眼圧が上がります。
またカフェインを一定量以上、摂取すると眼圧が上がります。喉が渇いていても、ゆっくりと飲む。アルコールやカフェインは適量を守りましょう。コーヒーなら1日2杯程度にしておきましょう。
肥満傾向にあるひとほど眼圧は高く、運動を継続しているひとは眼圧が低めの傾向にあります。
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